金より堅いスイスフラン
ヨーロッパの貨幣は今、ユーロに統一されているがもともとは各国の通貨が使われていた。
例えば、ドイツだったらマルクである。
マルクの歴史は古く、ドイツ帝国統一依頼の公式通貨として使われていて、歴史上名のある人物が印刷されている。
例えば、1000マルクはグリム兄弟であったり、100マルクはシューマンだったりと、世界的にも有名な著名人だ。
フランスのフランもよく知れた通貨だった。
準備通貨のひとつであったが、ユーロに統一されてから廃止された。
旧通貨のあまり知られていないところで言えば、スペインの通貨はペセタである。
オランダは、ギルダー。
紙幣は派手な色彩と斬新なデザインで、ユーロ紙幣の手本になるほどだった。
ところで旧貨幣が旅行時に残ったまま、ユーロの導入を迎えてしまった場合は、以降使用できない貨幣は紙切れになってしまう恐れがあります。
現地で早めに両替できるうちにしておけば良いのですが、貨幣を持ったまま帰国してしまった場合などは、交換するのは困難になってしまうでしょう。
金額が高くなければ、もうコレクションにしてしまうか、寄付してしまうなどするしかありません。
交換期間はかなり長く設けている国もありますので、諦めずに一旦調べてみて、処理の仕方を考えた方が良いでしょう。
フランスのフランなんかは、2012年までとかなり長い期間経っていても交換可能だったりします。
ヨーロッパでも、欧州連合に加盟していないスイスの貨幣、スイスフランは金より堅いと言われている程に安定しています。
貨幣の価値
そもそも貨幣と一言に言っても、その定義と解釈はまちまちだったりするもので、一概には言えない部分があったりします。
その社会や共同体によって貨幣の価値の尺度、使用の仕方だって様々です。
貨幣の用途といえば最も想像がつきやすいというか、現在においてそれが当たり前という役割になると、物の価値を計算する事が出来るという点です。
これによって、社会において役割を分担する事が出来ます。
非文明社会だと、たとえば飢餓状態にある時に食糧をもっている者が最も力をもつといった事にもなりがちですが、生活をしていく上で必要なものを物々交換するようになってからは、価値の統一化というのは必要不可欠だったでしょう。
貨幣の登場によって、文明が大きく発展してきたのは言わずもがなだと思います。
たとえば、放っておくと腐ってしまって食べる事が出来なくなり、そもそもの役割を失ってしまって価値を消失させてしまうような食糧なんかも、一旦貨幣に変える事によって価値というものを保存出来るようにもなりました。
収穫場所が居住区より遠方にある物でも、一度に自分が食べる分だけをとってくるだけでなく、貨幣との交換目的で収穫をする事が出来ることにより、コミュニティだったり社会の効率化に大いに貢献しています。
ただし、貨幣がこのように社会、経済に大きな役割を持ち、現代社会では全世界においてその価値が為替レートとして統一されたり規律化されているので、一度その仕組みが崩壊するような大規模な災害や困難に陥った時、社会の秩序の乱れはとても想定できるものではありません。


